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TENGA 宇宙へ
TENGA社は7月31日、計測機材などを積み込んで宇宙に打ち上げ「宇宙用TENGA」の開発に向けたデータを集める。 集めたデータは宇宙用TENGAの開発に活用。TENGA社の松本光一社長によれば、宇宙用TENGAの仕様は詳しく決まっていないものの、従来の製品より小型・軽量化し、使用後に洗わなくていいものを目指すという。
TENGAロケット打上げ概要
● 打上げ予定日時:2021年7月31日(土)11:00
● 打上げ可能時間帯:2021年7月31日(土)11:00~12:20、16:05~17:50
※予備日8月1日(日)4:15〜7:50、11:00~12:20、16:05~17:50 (日本標準時)
● 打上げ場所:北海道スペースポートLaunch Complex-0(北海道大樹町)
● 打上げに関する情報:インターステラテクノロジズ公式SNS(Facebook、Twitter)にて情報発信します
TENGA機体公開 記者会見You Tube
ライブ配信
ロケット打上げの様子は、TENGAとインターステラテクノロジズの公式YouTubeでそれぞれライブ配信されます。
ライブ配信は、TBSテレビの番組「クレイジージャーニー」などで知られるジャーナリストの丸山ゴンザレス氏をMCに迎え、打上げ時刻の1時間前にスタート。コクピット内部の様子や公式キャラクターの「TENGAロボ」が宇宙空間に飛び立つ瞬間、ロケット機体から見た地球の姿などをリアルタイム映像をみることが可能です。
▼ライブ配信のURL
TENGA公式YouTubeチャンネル You Tube
インターステラテクノロジズ公式YouTubeチャンネル
観測ロケット「MOMO」とは
「MOMO(モモ)」は、インターステラテクノロジズが独自に開発・製造する観測ロケットです。高度100kmの宇宙空間に到達した後、地球に戻り海に着水する弾道飛行を行います。飛行の途中に生まれる微小重力空間が様々な科学実験に活用されています。
「MOMO」は、誰もが宇宙に手が届く未来をつくるべく、「世界一低価格で、便利なロケット」を目指して開発されました。高い内製率や、設計・製造・試験・打上げ運用まで自社で一気通貫した開発プロセスにより、従来の観測ロケットより一桁安い価格を実現し、科学実験だけでなく、企業や商品のPR・ブランディングの目的でも利用されています。これまで7機の機体で34のスポンサーが参加しています。
2019年5月、「宇宙品質にシフト MOMO3号機」が国内民間として初めて宇宙空間に到達。2021年7月3日には約1年の改良を経て、新型「ねじのロケット(MOMO7号機)」が2度目の宇宙到達を達成しました。今回の機体はMOMO6号機にあたり、「ねじのロケット」に続く2機連続の宇宙空間到達を目指しています。
「TENGAロケット」は、観測ロケット「MOMO」を活用し、TENGAのブランドメッセージである「愛と自由とTENGA」を機体にデザインしたロケットです。
「MOMO」は独自のミッションへの対応ができることも特徴です。今回は特に、MISSION1でメッセージPODの放出、MISSION2では「TENGAロボ」の放出と回収に挑みます。成功すれば国内民間としては初めてで、「MOMO」でできることが増え、観測ロケットのさらなる可能性が広がります。